商品の修理
修理可能なSignal Hound製品
具体的に、当店と以前存在していたSignal Houndの日本代理店が販売した、以下のモデルの修理が可能です。 ・USB-SA44B・USB-TG44A
・USB-SA124A (製造終了品)
・USB-SA124B
・USB-TG124A
・BB60A (製造終了品)
・BB60C [ *1 注意事項有 ]
・VSG25A
・VSG60A その他のモデルは、日本には正規輸入されていないはずです。正規ルートで日本に輸入されていない物は、修理可能かSignal Houndに確認をとることはできますが、修理を受け付けてもらえるかは、お約束できかねます。 (製造終了品)であっても、ご案内したモデルは、現状修理が可能です。 BB60C [ *1 注意事項有 ] は、当店以外からのご購入の際に、RDPS(Signal Houndが購入審査を行う書式, もしくは、EUC(End Use Certificate = 最終用途証明書)を取得しているはずです。修理依頼時に、どのショップからご購入されたかご連絡下さい。RDPSならシリアルナンバーから追えますが、EUCを取得してご購入された場合は、修理品と共にEUCのコピーをご提出して頂かないと、ご購入ルートが特定できません。(ご購入ルートが特定できない物は、日本に輸入されていない物と判定されてしまう恐れがあります。) 尚、当社からご購入頂いたBB60Cは、RDPSか誓約書をご提出頂いていますので、修理品だけで問題はありません。
Signal Hound製品の修理(校正)は、全て米国のSignal Hound本社が行います
Signal Hound製品の修理は、全て米国に送り、修理完了後に日本に返却してもらっています。以下で、要点はお分かり頂けると思います。 [ お客様 ] → [ 当社 ]:お客様が送料をご負担下さい。(着払いは、受取拒否します。)-- [ 当社のサービス ] -----------------------------
[ 日本 ] → [ 米国 ]:EMSかヤマト国際宅急便で送っています。
[ 修理(校正), 校正証明書作成 ]:米国ワシントンDCのSignal Hound本社が行います。
[ 米国 ] → [ 日本 ]:FedExで返却されます。
[ 当社 ] → [ お客様 ]:ヤマト宅急便でお送りします。 ここで、[ 日本 ] → [ 米国 ]:EMSかヤマト国際宅急便 は、当社の都合により選択しています。これらの発送方法は安価で最適であり、他の選択肢はないはずです。また、[ 米国 ] → [ 日本 ]:Fedex は、Signal Hound 指定の発送方法ですので、変更はできません。 [ 米国 ] → [ 日本 ]:FedEx は、実は高額です。そして、日本に再輸入する際に、修理完了品の商品価値の10%の輸入消費税が加算されます。 当店の修理代のお見積は、[ 当社のサービス ] はご依頼頂いた修理内容に応じて、[ 修理代 ] / [ 修理代 + 校正証明書代 ] / [ 校正代 ] / [ 校正代 + 校正証明書代 ] のいずれかの修理代お見積を、修理をご依頼なさる前にご案内致します。 ここで、極めて重要なお話をしますが、 [ 校正代 ] / [ 校正代 + 校正証明書代 ] は、修理しなくても校正ができることが前提ですので、Signal Houndの判断で修理しなければならない場合は、[ 校正代 ] / [ 校正代 + 校正証明書代 ] のお取り扱いを断念して、そのままご返却頂き、全必要経費(高額です。)を差し引いた代金をご返却させて頂くか、追金をお支払い頂いて、[ 修理代 ] / [ 修理代 + 校正証明書代 ] として、修理作業を続行して頂くか、お客様に選択して頂く必要があります。 繰り返しますが、修理しなければ校正できない物は、修理して校正するか、修理を断念するか、校正を断念するしか方法がありません。 また、重傷な修理品は、Signal Houndで校正ができない程に痛んでいる物もあります。これはSignal Hound製品の使い方が不適切ですと、購入後半年でも重傷な修理品になります。(既に、前例があります。) その場合でもSignal Houndの判断で修理することもありますが、修理期間が長くなることもありますし、完全にスペックを満たせなくなる物もあります。こういった測定器は、製造部ではお目にかからないでしょうが、限定品として、研究所, 開発部, 設計部には存在しています。 「修理した結果、スペックを満たせないので製品製造には使えないが、研究所, 開発部, 設計部の製品開発段階に限っては、条件付きで活用する。」と判断して、補助的な測定器として活用する方法ありますし、実際、研究室, 開発部, 製造部には、そのランクの測定器が何台もあるはずです。
再起不能になるまで壊れてしまった修理品へのご対応
ここのところの修理で、色々考えさせられた事が御座いますので、はっきりさせておきますが、購入後半年の機器であっても、重症な修理品は完全に新品同様(スペックを完全に満たす)の測定器には戻せないことがあります。「新品同様(スペックを完全に満たす)に戻せなくなるのを寿命と考えるなら、あまりに不適切な使用により、完全に壊れてしまい、修理不可能となってしまいました。」ということです。 ご納得頂けない方もいらっしゃるかもしれませんが、このような次元の修理品をお預かりした場合、故障状況をご説明しますが、Signal Houndでキャリブレーションがとれない程に回路部品がボケて(傷んで)しまった場合、「焼き付かせた車のエンジンのようなもので、エンジンを新品に載せ替えなければ直らない。」ということです。長時間連続して過大入力を加え続けられれば、ユニットが動作しなくなるまで壊れていなくても、もう各部品がボロボロでどうしようもない状態になってしまいます。 その場合は、修理不可能修理品を放棄して頂いて、追金をお支払い頂ければ、ユニットを新品に交換できるご提案をさせて頂きます。もしくは、規格を満たせないことを承知の上で可能な限り修理をして、修理完了とさせて頂きます。 具体的に言えば、USB-SA44Bなら、「お支払い頂いた修理代に不足分を加算して、新品価格マイナス2万円の総修理代をお支払い頂ければ、新品に交換して修理完了とします。但し、修理依頼品は、その返却を放棄して下さい。」とご提案させて頂きますので、ご検討下さい。修理日数(納期)は、修理をご依頼なさる前にご確認下さい
ご案内出来る修理日数(納期)は、SM200Cの修理を除いて45日です。SM200Cは、別途修理日数(納期)をご案内します。 SM200C以外の修理日数(納期)は、当社がお客様から修理品をお預かりして、ご案内した修理代金のお支払いがあってから45日です。そして、修理品をお預かりして、ご案内した修理代金のお支払いがあってからの修理内容の変更は、当社が変更内容を正確に確認して、追金の修理代金をお支払い頂いてから、納期60日に変更になります。 特にご意見がまとまっていないとか、後になって当社と一切の商談を行っていない「エンドユーザーが〇〇○と言っているから。」とかは、修理依頼者がエンドユーザーと当社の意見をまとめて、ご納得の上で修理依頼をされるべきで、その説明責任は、エンドユーザーに商品を販売して、修理を受けつけている企業や商社にあります。「エンドユーザーが言ったから。」などというイレギュラーな対応責任は当社にはありませんので、当社は無回答になります。(いつまでも言い続けることがわかりきっていますから。) あくまで、当社はご案内した修理日数(納期)を守るべく、Signal Houndに修理依頼をするだけです。 ちなみに、短納期で簡単な解決策は、あるにはあります。もう1台買い増ししてしまえばよいのです。日本在庫がなくても、新品ユニットをワシントンDCから日本に送ってもらった方が圧倒的に早いですから。納期最優先なら、直ぐに解決しますから、そういうご要求をして下さい。Calibration Certificate(校正証明書)が必要な方へ
Signal Houndが発行するCalibration Certificate(校正証明書)は、オプションです。オプションですので、「修理代にCalibration Certificate(校正証明書)代をプラスしてお支払い頂ける方がお受け取り頂ける書類です。」ということです。Calibration Certificate(校正証明書)は、ユニットの新品購入でしたら、日本在庫の物ではなく、Signal Hound在庫の物をデーター取りをして、新品ユニットに添付してお送りします。修理依頼品の修理完了時のCalibration Certificate(校正証明書)は、修理完了品をデーター取りしてお送りします。 ですから、Calibration Certificate(校正証明書)を追加した場合の修理日数(納期)は、必然的に60日になります。Calibration Certificate(校正証明書)のデーター取りは、製造ラインを止めて、製造ラインの測定器でデーター取りをしますから、製造ラインを止めるタイミングを加味すれば、それだけの修理日数(納期)がかかることはご理解ください。 本件もいろいろご意見があるようですが、Calibration Certificate(校正証明書)は必要な人には必要ですが、新品にしても修理完了品にしても、必要がない人にとっては、規格内の物に 高額料金を出す価値はありません。ですから、これはオプションなのです。当社(私)も以前は電気機器メーカーにいましたから、毎回、後になって、Calibration Certificate(校正証明書)の提出を求める人がいるのは知っています。測定機器メーカーの対策は簡単で、そういう要求をする企業(部署毎に基準が異なるようですが)には、最初からCalibration Certificate(校正証明書)代を上乗せした修理代のお見積を出しているだけです。 USB-SA44BでCalibration Certificate(校正証明書)が6万円弱の費用がかかるのですから、上位モデルでは更に高額です。--- それは、御社にとってメリットがあるのですか? Calibration Certificate(校正証明書)が必要ならばわかりますが、必要がないのなら、「あなたは会社の承諾を得て、効率の良い修理依頼を行なっているのですか?」ということになります。これ以上言うつもりはありませんが、事実はそうです。測定機器メーカーは、同じ修理でも、お見積する企業毎に修理代は異なります。それは、単に顧客(企業)の要求が異なるからだけです。修理代金は、前払いとなっております
本ページをお読み頂いてお分かりでしょうが、お見積の修理代金は、修理作業を始める前に前払いとなっております。また、修理代金のお見積に付きましては、銀行振込によるお支払いでも、クレジットカード決済でも、修理代は変りません。同一金額です。 理由は、今までに修理依頼を受けて、修理代金を長期に渡りお支払い頂けなかったことが何度もあるからです。当社はお客様からお預かりした \5,000- の物を管理しているのではありません。その15倍以上の物をお預かりして、管理しています。修理代金の長期未払いは、処理ができずに本当に困ってしまいます。 ですから、当社は修理に関してはクレジットカード決済のみとさせて頂いております。修理代に関して、銀行振込によるお支払いを認めるのは、今までにお支払い遅延がなかった企業様に限らせて頂いておりますし、銀行振込によるお支払いとクレジットカード決済でも、修理代は変りません。お客様にとっては、クレジットカード決済の方が有利です。修理代に付きましては、値引きはありませんから。 尚、修理代は、修理品の以下の以下の状況により、追金(クレジットカード決済可)をご請求させて頂くことがあります。 ① [ 校正代 ] をお見積したが、修理依頼品の [ 修理代 ] が必要になった時② [ 校正代 + 校正証明書代 ] をお見積したが、[ 修理代 + 校正証明書代 ] が必要になった時
③ [ 校正代 ] / [ 校正代 + 校正証明書代 ] をお見積したが、「このユニットは、校正不可能で、
更に修理不可能。そのまま戻すので、ユニットの寿命まで使って、廃棄してもらうしかない」と
言われてしまった時 ①, ②の場合は、校正代 → 修理代 に変更になります(修理しないと、校正ができないということです)ので、追金が必要になります。もしくは、そのまま返却してもらい、全ての手数料(高額です)+当社の手数料\5,000- を差し引いた後に、残金を銀行振込でお返しします。 ③の場合は、校正も修理も不可能ですから、そのままご返却して、全ての手数料(高額です)+当社の手数料\5,000- を差し引いた後に、残金を銀行振込でお返しします。一応、ボード交換(中身だけ新品にする)と幾らかかるか聞くこともできます(間違いなく高額です)が、ご納得頂ければ、追金をお支払い頂いて、ボード交換(中身だけ新品にする)で修理してもらうこともできます。